キラキラネーム

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キラキラネームを一生背負う子供の気持ちを考えましょう

世の中には、キラキラネームというものがあります。

これは、簡単に言うと、かなり珍しい名前です。

一言でかなり珍しいと言っても色々と種類があるもので、読み方は普通であっても漢字だと珍しかったり、読み方も漢字もどちらも珍しいといった例もあります。

あまりにも珍しいキラキラネームだと、誰も読めないほどです。

なお、キラキラネームの種類としては、一つは、光宙(ぴかちゅう)、といった具合に、アニメのキャラクターと同じパターンをつけるというものがあります。

他の種類としては、永久恋愛(えくれあ)のように、食べ物と同じものをつけるというのもよくあるパターンです。

その他、蹴人と書いてシュート、甲子園、という古い野球場など、スポーツ関係の用語や施設名といったものなど、さまざまな種類が存在します。

かなり珍しい、と言いましたが、まるで漫画に出てくるような種類が多いのがキラキラネームの一番の特徴です。

漫画の世界であれば、こういった例も決して珍しくはありませんが、現実は違います。

キラキラネームはとにかく幅が広く、近年はこういったものをつける人がとても多くなっているという傾向が見られます。

なお、自分の子供ですし、親は愛を持って命名しているでしょうから、そしてこのようなキラキラネームをつけることはその人の自由であり、何も問題はないと思う方もいるでしょうが、話はそう単純ではありません。

あまりに特別な感情でこういった珍しいパターンをつけてしまうと、その子供が大きくなった時に困る可能性があります。

赤ちゃんや幼児の内は、対して社会との関わりはなく、人間関係もそう多くないでしょうから、これが単にかわいい、かっこいい、といったその場の単純な一言で、何の障害もなく成長していけるでしょうが、これが、小学校に入学して、中学校、高校へと進学して、いずれ社会に出て、と進んで行き、世界が広がっていくと、単純な一言では済ませられないような状況になることがあります。

赤ちゃんの時だけではなくキラキラネームはずっと続く

例えば、その一つが、いじめです。

いじめというのは、色々な原因があるものですが、一つ注意しておきたいのは、とてもつまらないこと、何でそんなことで、と驚くような理由で人のことをいじめることがある、ということです。

人の名前と言うのは、その一端となるものであり、珍しいものであるキラキラネームは、そういった事態に陥ってしまうことも十分に考えられるものです。

単に珍しい例だけでもこうした可能性がありますが、キラキラネームの種類によっては、そういった確率を高くしてしまうようなものもあります。

例えば、羽姫芽というものがあります。

これは複雑ですが、わきが、と読みます。

これを聞いた人がすぐに思い浮かぶであろうことといえば、腋臭症と呼ばれる、嫌がれるわきの臭いです。

もし、実際にはその子がそういった体質ではないとしても、これに着目されて、こういった症状と連想づけて指摘されることは容易に想像できます。

他にも、愛歩という名前があります。

漢字だけ見るととてもかわいらしいひびきですが、このキラキラネームの読み方がかなり問題です。

これは、あほ、と読みます。

これも言うまでもなく、愚かであることを意味する阿呆を連想させます。

もしテストで悪い点をとったことが周りに知られたら、と思うだけで不安になる子供もいることでしょう。

学校でも誰も読めないキラキラネーム

また、キラキラネームは子供の名前によく、太郎、次郎といったものがありますが、頑張郎という種類があります。

これも、テストで悪い点をとってしまったり、体育の授業で何かミスをした時に「もう少し頑張ろう」といった言葉をかけられてバカにされてしまう可能性があります。

なお、こういった、いかにもいじめの対象になりそうな名前の場合は、命名する際に気を付けやすいものですが、気を付けやすい種類と言うものが他にもあります。

それが、残酷な言葉や卑猥な言葉と同じような読み方をする名前です。

こういったものも少し意識していれば気付けられるものです。

また、珍しいキラキラネームをつける時には、夫婦だけではなく、身内や友達に話してどう思うか意見を言ってもらう、ということも大切です。

そうすることで、自分が知らないだけで、実は変な言葉と同じだった、という発見ができることもあるでしょう。

また、もう一つ気を付けたいのが、名前負けを意識した命名の仕方です。

あまりにも立派な字面の名前や歴史上の人物と同じものにして、実際の印象がそういった字から大きくかけ離れていたら、これに対して能力が劣っていると、自分で感じるだけでなく、周りからも認識されてしまい、生きづらくなってしまうことが考えられます。

ある程度のプレッシャーは、逆にやる気につながることもあるでしょうし、キラキラネームが親の思いをこめたりすることも大切ではありますが、過剰なものとなると、弊害も生まれやすくなるものです。

コンプレックスに繋がるキラキラネーム

その他、盲点とも言えるものがあります。

それが、女性は苗字が変わる確率が高いと言うことです。

現在の名前はまだ普通だとしても、結婚相手によってはとんでもない結果になってしまう恐れもあります。

ですから、これを付ける際には、この苗字の人と結婚をしたら大変なことになる、ということを意識しておくことも大切なポイントと言えます。

なお、名前と言うのは、その人が一生をかけて使用していくものです。

周囲から呼ばれるだけではなく、自分から名乗ることもあるでしょうし、テストや書類などに書いて伝えることもあるでしょう。

ですから、前述の永久恋愛という名前や男の子に野風平蔵重親というキラキラネームがありますが、こういった書くのが大変な他ぷの場合、何か書類を用意する度に苦労することになります。

例えば、学校の授業で習字を行った時にはとても苦労するでしょう。

また、自分が使いづらいと言うことはもちろんのこと、周りの友達が呼びづらいということもあるでしょう。

学校の先生が出欠をとる時に読めず、しかもこういったキラキラネームの子が多ければ、名前を覚えるのが大変でしょう。

その他、就職活動をする時に、会社のイメージと合わない、かなり珍しいキラキラネームの人が面接に行くと、それがネックになって上手く活動できないことも考えられます。

仕事の種類も色々とありますから一概には言えませんが、職種によってはこういったキラキラネームの子供よりも、よくある馴染み深い名前の人材が求められるといったことは大いにあり得るでしょう。